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適切なパーソナルトレーニングの頻度はどれくらい? トレーナーが考える目標に合わせた頻度の提案

ダンベル

皆さんこんにちは。
東京・渋谷のパーソナルトレーニング専用プライベートジムFitnessSharezForWomen×ALLURAの前原です。

トレーニングの頻度についてのご質問はよく聞かれます。大手パーソナルトレーニングジムの広告や案内だと「週2回×2ヶ月」という頻度が最も良いという案内を見た事があるのではないでしょうか。この頻度の提案は間違ってはなく、ジムのコンセプトに基づいた根拠もあると思います。

しかし、「絶対に『週2回×2ヶ月』、もしくは『週2回』の頻度でないといけないのか?」と聞かれたら、私の答えはNOです。その理由としては、お客様1人1人目標も異なり、ライフスタイルや過去の運動歴なども異なるからです。「ではどうやってその方に合わせたベストな頻度を提案しているのか?」について、3回の記事に分けて書いていきます。

適切なパーソナルトレーニングの頻度とは?

クエスチョン
先に「適切」というの単語の意味を明確にしておきます。辞書で調べると以下の意味で記載されています。

【適切】
ぴったりと当てはまる事。うまく適合すること。
「ーな指導」

『広辞苑』 新村出著 岩波書店 2008年 第6版

したがって、
適切なパーソナルトレーニング頻度
=〇〇にぴったり当てはまるトレーニング頻度
=〇〇にふさわしいパーソナルトレーニング頻度
という事になります。

では、今回は「〇〇」に自分自身を入れてみましょう。
例)私の名前は前原なので、
適切なパーソナルトレーニング頻度
=「前原」にぴったりと当てはまるパーソナルトレーニング頻度
=「前原」にふさわしいパーソナルトレーニング頻度
となります。

ここで、「-10kgを達成するのにふさわしいパーソナルトレーニング頻度」 など、「〇〇」にパーソナルトレーニングの目標を入れて考えない理由は、目標達成だけを重視しすぎた場合、トレーニングのペースがライフスタイルに合わず、継続していく事が難しくなり、最終的に一時的な目標達成で終了してしまうからです。

自分自身に合ったパーソナルトレーニングの頻度はストレスを感じにくく、トレーニングを楽しむ事ができます。さらに、人間の脳は楽しい事は長く続けれる仕組みになっているので、目標の達成後もトレーニングをライフスタイルの中に組み込む事が出来ます!

適切な頻度を提案するために必要な3つの情報

手帳
適切なパーソナルトレーニングの頻度を提案するためには、必ず以下3つの情報をヒアリングしています。

【1】目標
【2】ライフスタイル
【3】運動歴・トレーニング歴

この3つの情報を元に頻度を考える事はとても大切な事です。【2】ライフスタイルだけを重視して頻度を考えると、日常生活が忙しくトレーニングが低頻度になってしまう事があります。トレーニングが低頻度の場合、「身体のスタイルの変化」が目標の方はなかなか結果がでず、トレーニングを続ける意欲がなくなってしまいます。また【3】運動歴・トレーニング歴を考えずに頻度を考えると、トレーニング初心者の方で低頻度の場合は、トレーニングの技術やテクニックを覚えるのに時間がかかってしまい、モチベーションが下がってしまう事にも繋がります。

これ以外にも様々な頻度のミスマッチのパターンがありますが、そうならないように「楽しさ」「成果」「トレーニング技術の成長」の全てが感じられる頻度を提案するのが、パーソナルトレーナーの役割だとも考えています。

目標に合わせた頻度の考え方

トレーニングの目標値
目標ごとにトレーニング内容(運動のタイプ)が大きく異なります。分かりやすいように目標が異なる2つのパターンを例に出して話をすすめていきます。

パターン1 目標→脂肪量を減らして減量&スタイルUPしたい

「脂肪量を減らしたいので、有酸素運動メイン!」と思われがちですが、実は無酸素運動(※レジスタンス運動)を取り入れる事が重要です。
※レジスタンス運動とは?→筋肉に抵抗をかけて行う運動で、バーベルやダンベル、マシンを使う運動、腕立て伏せ腹筋といった自重で行う運動が含まれます。

ある一定の負荷でレジスタンス運動を行う事で、脂肪量を減らすために必要な様々なホルモンが分泌されます。分泌されるホルモンは、アドレナリン、ノンアドレナリン、アンドロゲン、成長ホルモン、副腎皮質モルモン、副甲状腺ホルモンなど沢山あります。

皆さんが聞いた事のある「成長ホルモン」は、筋繊維を大きくして、筋肉量を増やす事に関わってきます。減量中でもレジスタンス運動を行う事で、成長ホルモンの分泌が促され、筋肉量の減少を抑制し筋肉量の維持が期待できます。その結果、体脂肪率(体重に占める脂肪量の割合)の減少が期待できるのでスタイルアップに繋がります!

パターン2 目標→姿勢を改善したい

姿勢を改善したい場合は、「正常な可動域の確保」「コアの安定」が必要です。この場合、トレーニングの内容は身体の機能を高める「※コレクティブエクササイズ」を中心に行う事になります。
※コレクティブエクササイズとは?→イメージでいうとヨガ、体幹トレーニング、ピラティスのような身体をコントロールする運動です。

この2つのパターンを比べると、目的達成のために必要な身体の変化や運動のタイプが異なる事が分かると思います。それぞれ効果が期待できるエクササイズを行う頻度の目安があります。

  • パターン1→週2回以上
  • パターン2→可能な限り毎日

パターン2の毎日というのは、毎日パーソナルトレーニングを行なった方が良いというわけではなく、姿勢改善のために必要なエクササイズを1日1種目でも良いので、毎日行なった方が効果が現れやすくなり、目標達成に近づくという事です。

まとめ

目標に合わせたパーソナルトレーニングを提案する頻度は以下のようになります。

  • パターン1(脂肪量を多く減らして減量したい場合) → 週2回
  • パターン2(姿勢改善をしたい) →※週1~2回(トレーニング初期)

※エクササイズのポイントを覚えて自分自身でできるようになったら、パーソナルトレーニングの頻度を少なくしてOKです!その代わりセルフトレーニングの頻度を増やしましょう!

これは【1】目標だけを考えた頻度になるので、実際にはそれ以外の【2】ライフスタイル、【3】運動歴・トレーニング歴も考えての提案になります。よって、この頻度から少し変わる場合もあります。

この記事を読んで「今の自分のパーソナルトレーニングの頻度は目標にあっているのかな?」と疑問に思った方は、担当トレーナーさんに1度質問してみて下さい!きっと今の頻度には何か理由があるはずです。

次回は【2】ライフスタイルを軸にしたパーソナルトレーニングの頻度について書いていきます。続きが気になった方は是非読んで下さい。

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