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トレーナーって稼げるの?

こんにちは。Shibuya Fitness Sharez代表の岡崎秀哉です。

会社説明会やSNSを通じてこんな質問を頂くことが何度かあります。
今回はこれについて回答していこうと思います。

この回答をするにあたって、質問者と認識を一致させて話を進める必要があります。
どういうことかというと、この短い質問の中には「トレーナー」というワードと、「稼げるか?」というワードがあり、それぞれの定義について考える必要があるということです。

トレーナーとは

できるだけ多くの人が読んで理解できるように、まずこの2つのワードについて考えていきたいと思います。

まず「トレーナー」というワード。
トレーナーと一言に言っても何種類もあるのです。
Sharezカツヤが書いたコチラの記事も参考にしてみて下さい。

パーソナルトレーナートレーナーになりたい人急増中?トレーナーの種類と仕事内容

記事も書いてありますが、細かく分けると多様にあるので、非常にざっくり分けるとこのような感じになります。


そして、その中で現在増加傾向にあるのは間違いなく、パーソナルトレーナーのカテゴリーです。
つまり、マンツーマンで一般の方のダイエット、ボディメイク指導、トレーニング指導をするトレーナーの事です。

冒頭の質問を下さった方は、想像するに、このパーソナルトレーナーの話をしていると推測して話を進めていきたいと思います。
稼げるか?の話をする前にもう少しこのパーソナルトレーナーという仕事について掘り下げていきましょう。

パーソナルトレーナーの仕事とは

パーソナルトレーナーと言っても色々なタイプがあります。指導内容や得意分野はもちろんなのですが、稼げるか?に関連する部分はビジネスモデルの点なので、パーソナルジムのサービス形態についてみていきたいと思います。


ざっくりこのように分かれているのではないでしょうか。現在仕事として働かれている方は是非自分のジムがどのタイプか、これから就職を考える方は自分が今見ているジムはどのタイプか、通ってみようと考えている方は自分にはどのタイプがあっていそうか、など当てはめてみてください。

大きなポイントは雇用形態

さて、ではいよいよ「稼げるか?」というテーマについて触れていきたいと思います。
このテーマを話す際にキーワードとして考えるべきなのが、「雇用形態」です。雇用形態に分けてみてみましょう。

このように、雇用形態によってトレードオフになるものが存在します。

具体的には、給与の絶対値は少し下がるが、安定的な給与や保証がある。もしくは安定や保証はないが、成果報酬によりうまくいけばある程度の給与水準に達する。ということです。
「稼げるか?」を議論する際に、もし手取り収入の話だけをするとしたら、同じ顧客数、単価の場合ですと、恐らくフリーランス(業務委託)が高くなります。

フリーランスと社員の比較

フリーランスの成果報酬についてですが、売上-場所代=成果報酬となります。場所代としては、1回2,000-3,500円、もしくは売上の30%程度が相場です。

社員、アルバイトの場合は固定給+インセンティブという形態です。固定給やインセンティブは、諸々の経費を引いて算出されているものなので、同じ顧客数、単価のケースでは、どうしてもフリーランスの金額よりは低くなります。よってフリーランスの方が稼げる可能性は高くなります。ただし、当たり前の話ですがこれはフリーランスで売れている場合に限定されます。

フリーランスと経営者の比較

では、経営者とフリーランスではどうでしょうか?

経営者は稼げそうなイメージがありますが、このビジネスにおいては、経営者が完全にオーナーか、プレイングマネージャーか、ジムの規模はどれくらいか、などにより話が異なります。
経営者の場合、売上から経費を差し引き、固定の役員報酬を払い、会社にも利益を残して事業を進めていくので、手取り収入を比較しようとすると非常に複雑になります。

ここについては別の機会にお話するとして、フリーランスのパーソナルトレーナーはどれくらい稼げるのか?というお話をしていきましょう。
これは凄く単純です。

シンプルにこれです。
つまり、単価をどれだけ上げて、どれだけの本数をこなすか、と言う事です。
現在の東京エリアの単価の相場は7,000-12,000円といったところでしょうか。

岡崎の場合

本数はもうこれは完全に人気次第です。手前味噌な話ですが、僕は2015年に月間本数としてはピークを迎え、250本を達成しました。(今は全然そんなにやってません…)

ちなみに何も広告や集客的な事はしておらず、口コミのみです。その近辺の記事は大体月間200本を突破していました。

僕がパーソナルトレーナーの活動を始めたのは2012年。
当時僕はフィットネスクラブではなく、個人ジムの場所を借りて3ヶ所程で活動していました。

これだけの本数をこなせたのは、全ての個人ジムで非常に良い条件でお借りできた事、僕の移動スピードと稼働時間が異常だった事(良い子はマネしないでね笑)、比較的安い料金だった事、だと思います。

あとは当時の師匠からコンサルのような形で指導を受けたり、お客様で色々教えてくれる方がいたり、縁があってディズニーランドやリッツカールトンのサービス研修を受ける事ができていた事も影響しているかもしれません。

トレーニング指導という面では、自分自身ももちろんトレーニングを実践していたのですが、当時から自分の身体をよくする為にトレーニングしているというよりは、お客様のトレーニングに使えそうな種目を模索したり、同じ種目でも様々なフォームや握り方、ポジションで実験していました。

フリーランスのパーソナルトレーナーの活動

話を戻すと、人気次第で売上が決まってしまうので、フリーランスのパーソナルトレーナーの方は営業に力を注ぎます。
フィットネスクラブでお客様に声をかけて営業したり、困っている人のサポートをしたりします。またスタッフと仲良くなってお客様を紹介してもらえるようにしたりしています。

外部で活動しているトレーナーや自分でジムを運営しているトレーナーも、WebマーケティングやSNSでの情報発信を通じて、自分を知ってもらい、興味を持ってもらい、問い合わせてもらえるようアプローチしています。ここにお金をかけている方もいますね。

上記にも記載しましたが、フリーランスでフィットネスクラブや個人ジムと業務委託契約をして場所を借りた場合の場所代の相場は、1回2,000-3,500円、もしくは売上の30%程度です。

一昔前は、「月間100セッションをこなすと一人前のトレーナー」という風に言われていました。
確かに、相場単価に100セッション行い、場所代相場を差し引くとサラリーマンの給与レベルとなり、生活していける金額となります。その仕事だけで生活していくという事を考えると、今もボーダーラインはこの辺りだと思います。

では100セッションこなすにはどれくらい集客しなければいけないのでしょうか?
仮に1人のお客様がパーソナルトレーニングを週1回受けたと仮定すると、100セッションこなすには25名のお客様が必要だという事になります。

ちなみにSharezにもフリーランスのトレーナーが多く在籍しています。
名前は伏せさせて頂きますが、最も売れっ子のトレーナーは1回10,000円以上の単価で毎月コンスタントに150本以上、セッションをこなしています。
恐らくこれは日本でもトップクラスだと思います。
Sharezでは、これまで月間売上が100万円以上に達したトレーナーが4名います。

まとめ

「トレーナーって稼げるの?」という問いに対しては、「人気があってセッション数が多いトレーナーはある程度稼げる」という事になります。

しかし、現状のパーソナルトレーニングサービスは対面での時間単位の仕事が中心なので、限界はあります。

また、一般の方にとって安い金額ではないので、集客するのはそう簡単なものではありません。
それもあり、まず社員としてパーソナルトレーニングジムに入社する、というのがスタンダードなキャリアスタートになっています。

最後にはなりますが、Sharezとしては、これからトレーナーになりたい方がもっと多様なキャリアを踏めるよう、新規サービスを準備しております!