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女性パーソナルトレーナーのポテンシャル【フィットネス市場の生き方戦略を考察】

女性パーソナルトレーナーのポテンシャル

こんにちは、渋谷のパーソナルトレーニングジム「Shibuya Fitness Sharez」代表の岡崎秀哉です。

今回は、「女性パーソナルトレーナーのポテンシャル」について書きたいと思います。

このテーマに関して、女性でもない僕が書くのはどうかと思うのですが、幾ばくか女性パーソナルトレーナーと仕事で関わったりしている部分もあるので、独断と偏見で書いてみたいと思います。

同時に、男性でトレーニングに興味のある方に、女性パーソナルトレーナーもどうですか?という提案の意味も含んでいます。ちなみに僕も美容師さんとかは女性が良いのですが、まだマッチする人を見つけられていません。

女性パーソナルトレーナーの現状

まず、現状の話をさせて頂くと、女性パーソナルトレーナーの母数は多くありません。男性パーソナルトレーナーに対して、2:8、1:9くらいの割合ではないかと思っています。(あくまで主観です)

なぜこんなに少ないか。原因としては、

  • 力仕事的な要素があるから
  • マンツーマンだから
  • スケジュールが不規則だから
  • 顕在化した成功例が少ないから
といった理由が考えられます。

男性パーソナルトレーナーは「セミナーをしたり、スクールをしたり、YouTubeをしたり、物販をしたり、ジムを開業したり」、多様な働き方も出てきていますが、女性パーソナルトレーナーも、もっと活躍のフィールドはあると思っています。

僕もこれまで何名か女性パーソナルトレーナーとお仕事させて頂いたり、相談を受けたりしましたが、非常に勿体無いなーと思う事が多かったのです。

もちろん、女性パーソナルトレーナーの方でもかなり成功されている方はいらっしゃるので、ポテンシャルがかなりあると思っていまして、故にこの記事を書いている部分もあります。

「男性顧客×女性パーソナルトレーナー」という世界観

女性パーソナルトレーナーの現状

女性パーソナルトレーナーが活躍できるフィールドがまだまだあると思っている訳ですが、今回は活躍の為の一つのキーワードと考えている「男性顧客×女性パーソナルトレーナー」という切り口で書いてみたいと思います。

なぜ僕が「男性顧客×女性パーソナルトレーナー」という部分に注目しているかというと、

  • 激しいトレーニングが嫌なお客様もいる
  • 男性にはとにかく女性に話を聞いてほしい時もある
  • 女性にしかわからない問題がある
  • 筋トレだけが目的じゃない人もたくさんいる
こんなところです。これだけ書いても意味不明な部分があると思いますので、一つ一つ詳しく解説していきたいと思います。

激しいトレーニングが嫌なお客様もいる

まず、みんながマッチョになりたいわけじゃないんです。みんな追い込みたいわけじゃないんです。

過去、学生時代などに運動で良い成績を収めていない、苦手意識のある方はトレーニングを「仕方なくやるもの」、「できればやりたくない」と思っているケースが多いです。

そういった方はハードにトレーニングをすることで、筋力が上がったり、パフォーマンスが上がったりという経験をあまりしていません。また、ハードに追い込んだ達成感も味わっていません。よって激しいトレーニングをするメリットをあまり体感した経験がありません。

そういった方は後天的にトレーニング好きになったり、ハマる可能性はゼロではないですが、入り口の時点ではかなり「嫌い」です。頑張ってトレーニングしている自分を受け入れるのに時間がかかるのです。

そういったお客様にとっては、入会したとしても、お金を払っていたとしても、トレーニングに行くのが億劫な訳です。何かしらの理由で一念発起したものの、かなり通うのにエネルギーを要するでしょう。

その方に、ゴリゴリの男性トレーナーというのはあまり相性が良くない気がします。本人は全く悪くないのですが、上記のようなタイプのお客様に対しては、ハードな印象を与えてしまったり、引け目を感じさせてしまったりします。

このケースでは、少し細めの男性トレーナーや、女性トレーナーの方が有効かもしれません。ちょっと「行こうかな?」と思える要素が増えます。

男性にはとにかく女性に話を聞いてほしい時もある

僕もたまにあるんですが、「とにかく女性に話を聞いてほしい」みたいな時ってあるんです。(あまり声を大にして言えませんが)

その心理をついたのが、ガールズバーやキャバクラ、クラブだったりする訳です。今だとマッチングアプリや飲み会アプリもそれに該当するかもしれません。(女性にとってのホストクラブもその要素があるかもです)

女性も、男性友達に愚痴を言ったり、話を聞いてほしい事があったりするかもしれませんが、男性もあるんです。女性にとにかく話を聞いて欲しい時、別に明確な答えを求めている訳ではなく、相槌を打ってくれたり、リアクションをとってくれたりすれば良いのです。

「聞いてほしい」ってやつです。「頑張ってるね、そういう時もあるよ」と、認めてほしいのです。

これは同性よりも、相手が異性の方が効果があるんじゃないかと思っています。女性であれば、仕事のグチや、彼氏のグチ、今日あった何気ないことを、利害関係のない男性に聞いてもらう形になり、男性であれば、女性に聞いてもらう、という形になります。

「そんなことねーよ!」と思う方もいらっしゃると思いますが、実際に僕は、女性トレーナーと男性顧客のケースでこういったシチュエーションを目撃しています。

女性にしかわからない問題がある

これはもちろん、「女性顧客×女性パーソナルトレーナー」で大切なポイントなのですが、女性にしか理解できない問題について、男性顧客にアドバイスをしたり、意見を言ったりする事ができるという点で、「男性顧客×女性パーソナルトレーナー」の組み合わせにおいても重要です。

生理問題、恋愛事情、家事事情、その他諸々……。女性同士でないと理解できない問題って多々あると思います。

先述したように、男性が多いパーソナルトレーナーの世界において、リアルに共感できる女性パーソナルトレーナーの存在価値は大きいと言えると思います。

男性パーソナルトレーナーでは、生理のタイミングでの苦しさ、ストレス、食欲、浮腫みなど、理屈では多少理解できても、感情的に理解できない部分が多いです。恋愛事情や家事事情も共感ベースで話はできません。

これらは女性パーソナルトレーナーの強みであり、女性パーソナルトレーナーでないとできない部分でもあります。

筋トレだけが目的じゃない人もたくさんいる

1番最初に紹介した、「激しいトレーニングが嫌なお客様もいる」と被る部分もあるのですが、筋トレってみんな大好きなものじゃないんです。僕が言うのもアレですが、それが真実だと思います。

でも、「トレーニングをした方が良い」と思っている人が多いのもまた事実なんです。

この矛盾は、筋トレをする為に、別のメリットを得ることや、筋トレをするハードルを下げることで少しクリアされると考えられます。

例えば、「家から近い」というのもハードルを下げる一つです。遠かったらだんだん行くのが面倒臭くなってやめてしまいます。でも近ければいくハードルは少し下がります。

その他の理由として、仮に「パーソナルトレーナーがイケメン、タイプの男性」だったら、女性のお客様いかがでしょう?

もちろん、恥ずかしくて行けないという、かわらしい理由で行けない方もいると思うのですが、行くのが楽しみになる人もいると思います。周りのイケメンパーソナルトレーナーのお客様で、目がハートになっている女性顧客の方もいたりします。

これは全く否定的な意見ではなく、僕としてはかなりポジティブに捉えていて、そういう理由でも全然良いと思います。(ひがみではないです笑)

逆も然りです。男性のお客様で、「そんなにハードなトレーニングをしたくない、でも運動はしておきたい」という方は、ステキな女性トレーナーの方が良いと思うかもしれません。

僕が知っている女性トレーナーさんは、セッション中に男性のお客様とかなりお話をしていました。もはやトレーニングよりもお話がメインなのではないかと勘違いするくらいに。ふとその男性のお客様の表情に目をやると、すごくリラックスした表情になっていました。

僕自身は男性のお客様ばかり指導させて頂いていますが、正直僕のお客様はそんなにリラックスしていないんです。「やるぞ」とか、「なんとかやりきるぞ」という雰囲気の方が多いです。

「あ、これは同じ男性のお客様でも、来る目的や、来て感じるものはかなり違うんだな」と理解しました。

もしかしたら、僕も顧客の立場であれば、トレーニングはある程度自分で行うので、レスト中とかに笑顔で話しかけてくれる女性トレーナーもありだなと思ってしまいました……。

女性パーソナルトレーナーの生き方戦略

女性パーソナルトレーナーという生き方

そんなこんなで、女性パーソナルトレーナーのメリットを書いてきましたが、冒頭にも書いた通り、まだ母数があまり多くないわけです。

僕としては、女性パーソナルトレーナーを応援したいし、もっと活躍して欲しいので、ここからは、女性パーソナルトレーナーがこの市場で戦っていく為の「生き方戦略」についても考えていきたいと思います。(専門知識や指導力があるのは前提とします)

まず、冒頭でもお伝えしましたが、女性顧客だけでなく、男性顧客もターゲットにした方が良いという事です。これは、シンプルに女性というパイを取り合うよりも、男性も含め、「ターゲットにした方が母数が増える」ということと、これまで書いてきたように、「男性顧客の中にも女性パーソナルトレーナーを求めている人が一定数いるから」です。

そして、さらに言えば男性顧客の方が継続可能性が高いです。それは資金面のゆとりもそうですが、1日の中で通う時間を捻出しやすいです。

女性だと、仕事、家事、子供の世話、デート、女子会と動かせない用事が多いと思いますが、男性の方が家事、子供の世話、女子会など動かせない予定が少ないケースが多いので、継続して通いやすいです。日程の融通も恐らくききやすいです。

しっかり効果が出て、心理的にも掴んでいれば、かなり継続率は高くなると推測できます。

それも踏まえて、「生き方戦略」を考えていきたいと思います。

  • プライベートでいろんな経験をした方が良い
  • おじさんと仲良くした方が良い
  • プライベートで男性の相談に乗る
  • 男性顧客の指導も学ぶ
  • 女性目線でのアドバイスをする

この辺りが個人的にオススメアクションです。一つ一つ解説していきましょう。

女性パーソナルトレーナーの指導風景

プライベートでいろんな経験をした方が良い

これは仕事やプライベートで良いことも、悪いことも含め色々経験しておいた方が良いという意味です。アドバイスや意見は誰にでも言えますが、経験したものを踏まえて言っているか、ただ言っているかは大きく違います。

特に、女性に対するアドバイスや意見は経験者が伝えると非常に強いと思います。なので、環境を変えたり、付き合う人を変えたり、入ってくる情報を変えたりすることは積極的に行った方が良いでしょう。

また、場数を踏んでいると、話のネタが豊富になります。聞いていて飽きない存在になれます。

さらに、こういった女性は、女性からもリスペクトされやすいと思います。

おじさんと仲良くした方が良い

「おじさん」というと失礼かもですが、40代〜60代くらいの方をイメージしています。女性トレーナーの方と「おじさん」は相性が良いと思っています。

なぜかというと、まず「おじさん」は、若い男性よりも、女性よりも、資金的余裕があります。また、おじさんの年齢になると、勤め先でそれなりのポジションの方も多いので、時間の自由度も高いです。気持ちにも余裕があります。

でも、それなりの悩みや聞いて欲しい話もあると思います。(30代前半の僕がいうのはおかしいですが)

上記の「男性にはとにかく女性に話を聞いてほしい時もある」に記載した通りです。とはいえ、おじさんが自然に女性と関わる機会は減っていきます。

女性とおじさんという構図は、キャバクラやクラブ、などをイメージする方もいるかもしれませんが、それはある意味相性が良い組み合わせだとも言えます。

僕が知っている女性パーソナルトレーナーの方も、行きつけのバーで仲良くなった方がお客様になっていたり、セミナーで知り合った方がお客様になっていたりしていました。

なので、恐らく、売れっ子のキャバ嬢、ホステスさんなんかが専門知識、指導力を身につけてパーソナルトレーナーになれば結構うまくいく気がします。

女性パーソナルトレーナーの方は、身近にいるおじさんを大切にしましょう。

プライベートで男性の相談に乗る

これは男性とのコミュニケーションの練習にもなりますし、アドバイスや意見を異性に伝える練習になります。プライベートの友達であれば気軽に色々聞けるのでハードルも低く、オススメです。

  • 男性が何を考えているのか?
  • どんな悩みを抱えているのか?
  • 何をしてあげたら喜ぶか?
  • こういったらどう反応するか?

ランチでもお茶でも気軽な感じで良いと思います。男性心理を学べます。

是非、恋人じゃない身近な男性も大切にしてあげてください。

男性顧客の指導も学ぶ

女性パーソナルトレーナーだと、自身のトレーニング経験をベースにした、女性向けのトレーニングを学んでいる方が多いです。

その場合、当然女性がターゲットになり、途中から男性顧客も取り込もうとしても、なかなか難しいです。なぜなら、女性しか指導していないイメージがついてしまうからです。

個人的には最初から、女性パーソナルトレーナーでも、男性も女性も両方ターゲットにし、男性の指導も学んでおいた方が良いです。

女性パーソナルトレーナーにおいて、男性顧客指導時のポイントとなるのは、補助の仕方、使用機器や種目の選定、セットの組み方など、数多くあるので、準備が必要です。身近な男性で練習しておくことが大切です。

また、指導内容だけでなく、コミュニケーションの部分も準備が必要です。距離感、言葉遣い、会話内容、リアクション、うまいかわし方等、これらは仕事の時だけ切り替えて行動するのはなかなか難しいです。

ですので、普段から意識して男性とコミュニケーションをとっていった方が良いです。

女性目線のアドバイスをする

「女性にしかわからない問題がある」でお伝えした内容と被ります。

男性顧客を相手に具体的なアドバイスや意見を言おうと思ったら、まず相手の事を知らなければいけません。質問力が大切です。興味を持って、深堀りして情報を貯めていきましょう。

そして、相手の良いところを見つけ、褒めましょう。これも出来るだけ具体的にです。

「カッコイイですね」ではなく、「○○が○○になっているところが、○○だからカッコイイですね」といった具合です。

そして、女性目線でアドバイスできそうなことはアドバイス、意見も伝えましょう。あくまで個人的意見よりも、「女性目線」を心がけた方が良いです。

個人的意見は、たまに入れるようにした方が効果的です。アドバイスする内容は、できるだけ実践しやすいアドバイスが良いです。そして、実際アドバイス通りの事をしてもらい、効果があれば一気に信頼関係は深まります。

男性パーソナルトレーナーは、目上の男性顧客にアドバイスや意見はなかなか言えませんが、女性パーソナルトレーナーは目上の男性顧客にも、「女性目線」を駆使することでアドバイスできてしまうのです。

男性顧客×女性パーソナルトレーナー

まとめ

パーソナルトレーニングというサービスは、現状、トレーニング時間を捻出し、トレーナーと予約し、ジムという場所に行き、少なからずキツいトレーニングを行います。

男性顧客が女性パーソナルトレーナーを指名する場合、少なからず「女性的要素」を求めます。ですので、女性らしさは忘れないようにした方が良いと思います。(当たり前と言われるかもですが)

髪の毛や肌を手入れしたり、香りやファッションにも気を使った方が良いです。トレーナーなのでスポーティな格好にはなりますが、女性らしい色使いや、着こなしの方がプラスだと思います。

また、コミュニケーションの注意点として、自分の話をし過ぎないことも大切です。基本的には聞き役に徹します。いらっしゃる多くの男性顧客が、女性の話を聞きたいのではなく、話を聞いてほしい側です。話をさせてあげましょう。聞かれた場合に答える程度で良いと思います。

聞き役に徹するということは入ってくる情報が多いので、忘れないようにする工夫が必要です。その手段は問いませんが、メモをする、それを見返す、などがあると思います。

今の時代だとSNSで繋がることもあると思うのですが、そこからの情報も重要です。

同性の場合は、イイネやコメントを積極的にした方が良いと思いますが、「男性顧客×女性パーソナルトレーナー」のケースはどちらかというと、傍観者に徹し、セッション時にアップされていた話題を出すなどの方が効果的だと思います。

集客に関しては、様々な手段を用いると思いますが、「男性もトレーニングに来ているよ」「男性はこんな指導をしますよ」と男性も対応できることをアピールした方が良いです。

ここまで、女性パーソナルトレーナーでもない、僕が長々と綴ってきましたが、純粋に女性パーソナルトレーナーのポテンシャルを信じているからこそ、あまり女性パーソナルトレーナーでこういった事を書いている人がいないからこそ、書かせて頂きました。

男性でトレーニングに興味のある方の選択肢として、一つの参考になれば幸いですし、少しでも今女性パーソナルトレーナーとして活動している方、これからパーソナルトレーナーになろうとしている方にも参考になれば幸いです。