変わらなければ淘汰される、トレーナーもジムも同じこと

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変わらなければ淘汰される

渋谷を活動拠点にするトレーナーチームShibuya Fitness Sharezの岡林保憲です。

10月に入り、近所を歩いていたらいつも明るいお店が真っ暗に。これはもしや……と思い、扉を見ると張り紙が……。

変わらなければ淘汰される。飲食業や小売業に限らず、トレーナー業界にも共通することだと改めて感じました。今日は私の経験を元にトレーナーがどのように自らの技能、指導力を高めているかをお話しします。


閉店のお知らせ

KENNEDY STAKE HOUSE等を運営する(株)ステークスが破産申請

10月2日に東京地裁へ自己破産を申請した(株)ステークス(資本金1000万円、品川区平塚1-13-8、代表中路優理氏)は、同日付で破産手続き開始決定を受けた。

(株)ステークスは、2002年(平成14年)1月の設立。東京都内を中心に「KENNEDY(ケネディ)」の屋号でステーキレストラン27店舗の経営を手がけ、2014年12月期の年売上高は約17億6700万円を計上していた。

負債は(株)ステークスが債権者約150名に対し約13億8000万円、子会社の(有)ナカジが債権者約178名に対し約5700万円、2社合計で約14億3700万円。

引用元:帝国データバンク 2017年10月2日公開(最終閲覧日:2017年10月5日)
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4383.html

2016年には年間売上高が14億まで減少していたものの、それでも破産するほど内部事情は困窮していたのが伺えます。確かに店舗型のビジネスは出店時にかかった初期投資を回収するために、毎月一定額返済していく資金の余力が必要です。その見込みが無くなった上に、おそらくこの額では従業員への賃金支払いも滞っているのではないかと予想されます。その原因のひとつがいきなりステーキの台頭と考えられます。

いきなりステーキの台頭

2013年12月に1号店をオープンし、2017年9月には全国150店舗を達成。出店地域は主要駅から徒歩5分程度の店が多く、利便性が高い。現在では一部着席できる店舗もありますが、立ち食いスタイルにし、客の回転率を上げることにより本格ステーキを安価で提供しています。

一方、KENNEDYは(株)ステークスが1998年、ステーキ&カフェベリーズを中目黒にオープン後、2009年には30店舗まで勢力を拡大。駅からはやや離れた立地に着席型で当時にしては安価にステーキが食べられると支持されていました。
いきなりステーキ

変化に対応しきれなかったKENNEDY

いきなりステーキの2016年売上高は223億円、KENNEDYを運営する(株)ステークスは14億円。ステーキビジネスに商機を見出し、他には簡単に真似できない差別化されたビジネスモデルで事業拡大を続けるいきなりステーキ。
一方、これに対してKENNEDYはあたかも期間限定かのように、常態化したディナータイム単品半額セールを宣伝し、ご飯やスープを付けたセット価格を割高にし、小銭稼ぎに走ってしまいました。

こちらは閉店した店舗にまだ貼られているメニューですが、単品でこの価格。セットにすると600円~900円加算、税別価格ということもあり、割高感が否めません。いきなりステーキと比較すると1.5~2倍の価格です。安売りに走ったかと思いきや、ただ単に表示価格を安く見せているのが1回行けば分かるほどでした。私も正直1回利用した後、2回目はないな、とその場で思いました。
メニュー

とはいえ、肉の品質・立地・価格、どれを取ってもいきなりステーキに劣る中で、取れる策はこれだったのかもしれません。このように、飲食や小売りでは資本とスケールメリットがものを言うビジネスのため、そこから脱却できるような、モノではなく、コトを売る策を講じれてればまた話は違ったのかもしれません。

トレーナーも変化に対応し、進化している

今回のKENNEDYの破産は、我々トレーナーやジムにとっても他人事ではありません。正直トレーナーは星の数ほどいますし、ジムだって最近は個人が開業するプライベートジムが乱立しています。その上24時間営業しているエニタイムフィットネスや大型フィットネスクラブなど、消費者の選択肢はたくさんあります。

その中でも生き残っていけると思ったからこそ私はトレーナーをしています。

なぜなら、そこに揺るぎない自信と、大型フィットネスクラブでの勤務経験から、トレーニングのマンツーマン指導は必ず必要とされるサービスだと感じたからです。

トレーナーとして心がけていること

私がトレーニング中や日常生活で考え、実践していることは、他の人からするとマニアックすぎたり、理解できない部分が多いです。ただ、私自身は全く苦に感じているわけでもなく、逆にその内容をシェアし、その方のお手伝いができることに喜びを感じます。それが1対多数では伝えられることが限定されますが、1対1だからこそ伝わることがあると強く感じました

1対1だからこそその人の目的・身体的特徴・性格に合わせたトレーニング・指導方法・コミュニケーションの取り方が工夫できます。どこまでその人のことを考えたサービスを提供できるのか、環境・接客・成果の観点から考え抜くことを心がけています。

日々インプット、日々実験、日々アウトプット

トレーナーを職業とするからには、上記のようなことで得られる人間的信頼だけではなく、専門的信頼を得ることも当然必要です。しかし、この業界の定説は研究により日々変化しているだけでなく、様々なメソッドが現れては消えていきます。その良し悪しを判断するために、軸となる知識と経験が絶対的に必要です。

私は日々新しい情報や流行りものをインプットし、自らの身体で実験し、それをお客様の様々な特徴・性格に合わせて提供しています。高校生の頃から17年間、変化、進化し続けています。その分引き出しがあるからこそ、様々な場面に応じた適切な指導を提供できます。

人と人とがリアルなつながり、コミュニケーションを取れることに人は価値を感じます。さらにそこに人間的信頼と専門的信頼が伴っていれば、そのサービスにお金を支払うことに何も抵抗はありません。そして幸いにもパーソナルトレーニングはその関係性が深くなりやすい特性を持っており、だからこそ面白いと私は感じています。

パーソナルトレーニング

まとめ

  • KENNEDYの破産はいきなりステーキの参入が要因のひとつとして考えられるが、そこからその変化に対して対応できなかった影響の方が強く働いたと推測される。
  • 何事も変化し続けること、そして変化に対応し、他には真似できない自分だけの価値を見出すことができれば生き残れる。
  • パーソナルトレーニングは、人と人のリアル且つ深いつながりを築くことができるが、その分人間的信頼を得るための人間力、専門的信頼を得るためのインプットとアウトプットが欠かせない。

ようやく天気も回復し、運動したくなってきたなと思った方は、是非一度あなただけに合わせたトレーニングが受けられるトレーナーの指導を受けてみてください。Sharezにはそんなトレーナーが揃っています。まずは一度体験をしにきてみませんか?
みなさまもお越しをお待ちしております。

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この記事を書いたパーソナルトレーナー

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