こんにちは!からだとこころのダイエットトレーナーのRuiです。先日の記事で、
- こころが整っていないときは体型が変わりづらい
- こころの余裕がなくなったときの簡単な解決方法=部屋の掃除
- トレーニングや食事ではなく、「お部屋の掃除」がなぜダイエットにつながるのか
をお話しさせていただきましたが(詳しくはこちら)、そもそも、「こころに余裕がある状態=部屋がきれいな状態」を常に保てるようになれればいいと思いませんか?
そうすれば、負のループ(詳しくはこちら)に陥ることもないのですから。
目次
自分のお部屋の状況を分析してみよう
自分のお部屋を見渡してみて、気づくことはありますか?
あるいは、汚くなったときの傾向などはありますか?
まずは3パターンに分けて、今のあなたのこころの状態を紐解いてみたいと思います。
Aタイプ
- 家にストックがあるにも関わらず、安いものを見つけるとつい買ってしまう。
- 使い道が思い当たらないけど、なんとなく買ってしまう。
Bタイプ
- 買いものをしたときの紙袋やリボンをきれいにしまってある。
- 3年以上前の着ていない服やカバンがまだ大事にとってある。
Cタイプ
- 足の踏み場がない。
- 片付ける気がそもそもない。
タイプ別のこころの問題
あなたはどのタイプでしたか?
1つだけ当てはまる人もいれば、3つとも当てはまる人もいらっしゃるでしょう。
Aタイプ:要らないものまで買ってしまう人=寂しがりの欲しがりさん
このタイプの人は、寂しがり屋さんが多いです。
ものに囲まれることで安心感を得ようとしています。
こころの隙間を無意識のうちにもの(食べものも含む)で埋めようとしているのです。
またこのタイプの人は、「ものを買う」という行為でストレスを発散している場合もありますが、その根本には愛情不足があり、店員さんに褒められたり勧められたりすることで、自分を認めてくれていると錯覚し、ついつい買ってしまう場合もあります。
これは自己肯定感が低いことから起こります。
自分で自分を満たすことができないため、他人から愛情をもらうことで自分を満たそうとしています。
Bタイプ:ものが捨てられない/ため込んでしまう人=人の顔色をうかがうマジメさん
このタイプの人は、自分に自信が無い人や、感情の整理が苦手な方が多いです。
「もったいない/使うときがくるかも/大事にしなくては」という捨てられない理由の根本は、自分に自信がないことにより自分の選択が信じられず不安になってしまうこと。
そして、それを捨てることで起こりえる事態を想像し、大なり小なり恐怖を感じ、捨てないという選択をすることでその恐怖から逃れているのです。
また、「思い出があるから捨てられない」という方は、実は、そのもの自体が捨てられないのではなく、そのものに付随している感情に執着しているから捨てられないのです。
例:好きな人に貰ったものが捨てられない
貰ったものに付随している感情=楽しかった記憶や好きという気持ち
ものを捨てること=楽しかった記憶や好きだった気持ちを捨てること
⇒これはものに執着しているのではなく、感情に執着しているため捨てられない。ということです。
Cタイプ:ものが散乱している人=考えることや感じることを放棄した現実逃避さん
Cタイプの人は他のタイプもあわせ持っている方が多いでしょう。
そもそもお部屋にものが少なかったり、捨てることができれば、お部屋が散乱することはないので。
(AタイプやBタイプだったとしても片付けが得意で部屋がきれいな場合はあります。)
以前の記事でもお伝えしましたが、「お部屋の状況=こころの状況」です。
このタイプの人は、頭もこころもぐちゃぐちゃで、思考と感情の分離がうまくできない人が多く、「思考」と「感情」を一緒のものだととらえてしまっている可能性もあります。
そして、「わからない」「めんどくさい」などが口癖で、自分と向き合うことが苦手なことが多いです。
ただ、本当に片付けるのが苦手な方もいらっしゃいますし、「きれいにする」という概念を持っていない場合もあり、それらは脳の障害が影響している場合も稀にありますので、気になる方は一度病院に行ってみるのもいいかのしれません。
深層心理へアプローチ
人の行動は、表面的なものをいくら変えようとがんばってもうまくいきません。
顕在意識は氷山の一角。
その行動に紐づいてる深層心理を紐解き、そこにアプローチをしていくことで、「わかってはいるけどできない!」ということが少なくなっていくのです。
次回は今日の3パターンの方々の深層心理へのアプローチ方法をお伝えします。
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