生きていく上で欠かすことができない「食」。
何をしている時が一番幸せですか?と質問をされたら
私の場合は、“ 食べて飲んでるとき ” と即答します。
好きのままにのめり込んでしまうと健康を害する原因にもなる「食」。
食べることが好きだからこそ、上手く付き合っていく必要があります。
目次
食べることは好きですか?それとも…?
必ずしも食べることが好きという人ばかりではないというのも現実です。
「食」に対してプラス要素の感情を持っている人も、マイナス要素の感情を持っている人もいます。
例えばAさん。
“ 食後に甘いもの食べたいけど最近外食も続いたし、ちょっと体重も増えちゃったから今日は我慢しよう。”
“ 今日は久しぶりの外食!普段気をつけてるし今日は美味しいものを食べて楽しもう。”
Aさんは「食」に対してプラスの感情を持っていて、
かつ楽しみながら上手くコントロールをして「食」と付き合うことができています。
次にBさん。
“ 今日も1日仕事で疲れた。深夜0時。やっと自分の時間。
1日頑張ったし、ストレスも溜まってるし好きなもの食べちゃおう。”
そんな毎日を繰り返し、自分で自分を見て「太ったな…」とわかる程体重が増加。
“ こんなに太っちゃったし、食べること以外でストレス発散法もないしいいや、食べよう。”
ここから少し変化して、
“ また食べちゃった。”
と自己嫌悪の感情に。
Bさんの場合は、もともとは食べることが好きですが、ストレスの発散として「食べる」という方法を選択しています。
このままでいると、
「食べる」ということに敏感になってしまい、「食」から楽しさを見出すことが難しくなります。
本来好きなはずの「食」に対してマイナスの感情が生まれてしまいます。
生きる上で最も大事な「食」
食べることが大好きな人も、食がほそくて食べることが大変と感じる人も必要な栄養を摂らなければ、からだが機能しなくなり、働くことができなくなったり、好きな趣味もできなくなったり、病気になってしまったり…。
死に至る可能生もありますよね。
原因は様々です。
・好き嫌いによる栄養バランスの偏り
・食べすぎによる栄養過多
・栄養不足 など
「食」は自分のからだを支える重要なものです。
栄養素の面だけでなく、誰かと食卓を囲ってお酒を飲んだりご馳走を食べて「食」を「楽しむ」ことも大事ですよね。
そんな「食」と皆さんはどう向き合っていますか?
節度を守り「食」に対してプラスの感情をもって食事をしていますか?
自分が何を食べているのかを知る
暴飲暴食はストレスなどの精神的不安定から考えられます。
できるだけストレスを溜めないように! 発散法を「食べる」以外に変えましょう!
さらっと言いましたが、これができたら苦労しないですよね。
ストレスを溜めないようにしたり、発散法を「食」以外にすることはもちろん大事ですが、
すぐにできることとしては
食べたものを紙に書き出す (スマホなどのメモでもOK!)
ということです。
「食」をストレスの発散法にしているBさんタイプの人は、
人目に付かないところや1人で食べたり飲んだりしていることが多いです。
食べる量が増えると何をどれだけ食べたかわからなくなります。
とりあえず書いて、内容を振り返ってみてください。
大体の良し悪しはなんとなくでもわかるはずです。食べてるうちは気づかなくても、書き出してみると
こんなに食べてたんだ…
ということに気づくはずです!
書き出せば、量も内容も振り返ることができるので、次の食事で改善がしやすくなります。
「食」にお金をかける
次にやるべきことは、
「食」にお金をかける
ということです。
安くて、手軽で、美味しいものの代表ファストフード。
安いから大量に買うことができます。
添加物が含まれているものも多く、長期保存もできちゃいます。とても便利なのですが、
安くてそこそこ美味しくてすぐに手に入ることで
食材や食べ物そのものの貴重さを感じにくくなります。
不自由なく便利な現代社会の日本においては特にそうですよね。
一方で、
例えばですが、ある農家さんがこだわり抜いて手間暇かけて育てた野菜や穀物。
ファストフードに使用されるものとは違って値段は高いですが、
ものがいいのはもちろん、からだにもよく
何よりも大切に味わって食べることができます。
どうして値段が高いのか
どうやって作られたのか
という過程を知ることが大事なのです。
それを知ることができたら
化学調味料をたくさん使って味付けをしたり
味合わずに短時間で食べてしまうこともなくなると思います。
こだわって作られたものの多くは、素材そのものの味がしっかりします。
それを感じることができなかったら、舌がファストフードに慣れてしまっている可能性があります。
もちろん
経済的にちょっと…
と思う人もいると思います!
でも考えてみてください。
便利さや安さをとるのか
値段は張るけどからだにいいものを摂って「食」のありがたみを感じるのか
前者をとったら
その時は経済的負担がないかもしれませんが
生きる上で大事な「食」と向き合わずにからだを壊してしまったら後々それが治療費に変わる可能性もあります。
これは、トレーニングも同じです。
必要性はわかっているけど、お金もかかるしなかなかね…
自分でやるにはタダだけど1人ではちょっと…
という方も多いと思います。
トレーニング費用が治療費に変わることを考えてみてください。
安くて手軽な、からだによくないものを大量に購入するなら高価だけどからだによいものを少しずつ購入する方が
よっぽどいいです。
はじめにあったBさんにちょっとでも当てはまる人は、食べたものを書き出すのもそうですが
同時にどれだけお金をかけたのかも振り返ってみてください!
同じお金をかけるでも、
その内容と質はどうでしょうか?
何気なくでも常に選択をして過ごしている私たち。小さな積み重ねが将来の自分をつくります。
自分にとって良い選択をして、
より良い将来の自分をつくりあげましょう!