こんにちは。Shibuya Fitness Sharez代表の岡崎です。
前回の記事でSharez会社説明会について書いたが、今回は「採用した方に対して実施している研修」について書きたいと思う。
まず僕が考えたのは、いわゆる新人研修のスタートのタイミングについてである。通常の企業の場合、秋までに入社が決まり、秋に内定式、4月に入社、それから研修を受ける。僕も新卒の時はそうだった。
しかし、内定から入社までのタイムラグは非常に勿体無い期間だとも感じていた。この期間によって、仕事や会社に対する熱量の低下、会社や仕事に関する情報の失念などが起きているのではないか、もっと効率の良い方法があるのではないかと。
例えば、女性とデートする際にも、デートの予定日が結構先の日程で、その日まで連絡をあまり取らないとデート当日までに気持ちは少し萎えてしまう。これを解決するには、「デート日を近い日程にするか」、「デートまでに良いコミュニケーションを取り、気持ちを萎えさせないか」の2択であろう。
僕が考えたのは、「両方とも行う」という事。インターンとして勤務、研修を行う事でデート日を早くし、良いコミュニケーションも取れる。具体的には、入社半年前の10月からインターンとして弊社で活動してもらう事であった。
どういったインターンプログラムにするかをトレーナー、Sharez運営メンバーと考えた。結果的には、「週1回の全体研修(5時間)と、週1回の現場勤務OJT(8時間)」、これを6ヶ月行う。300時間に及ぶストイックな研修プログラムとなった。指導者側も受講側も、非常にエネルギーの必要とされるプログラムだ。
フィットネスの企業で入社前にここまでの研修を行なっている企業は恐らくないだろう。
育成スクール、資格取得スクールのようなものは増えてきているが、どれも受講者が数十万のお金を払って受けるものだ。僕たちは入社前提の方々に対して、むしろお金を払って行なっている。最高の状態で入社してもらう為の先行投資なのだ。
僕自身の経験や、周りのトレーナーに目を向けた時、トレーナーにとって大切な要素はある程度見えていた。僕は一緒に良いサービスを作る、お客様に良いものを提供していくメンバーを集める、育てるにはそれなりの覚悟とエネルギーが必要なことを身をもって学んでいた。
つまり、研修期間、内容、コスト面で他社とは全く異なることを実施している。それがSharezの育成事業なのだ。
次回の記事では、具体的な研修の内容について書いていこうと思う。僕らの研修は長いだけではない。内容にもポイント置いているので是非チェックして欲しい。