こんにちは。Shibuya Ftiness Sharez代表の岡崎です。
これまで「Sharezで育成事業を始めようと思ったキッカケ」と「Sharezで育成事業を行うにあたり、行った会社説明会について」を綴ってきたが、今回は実際に行っている研修の中身について触れていきたいと思う。
まず、実施時間はトータル約300時間。毎週日曜日5〜6時間の専門知識研修+週1日の8時間の勤務による現場研修を半年行う。つまり6ヶ月間で約300時間の研修である。
研修のイントロダクションとしては、ざっくりこんな内容を行う。
- 仕事とはなんだろう?
- お金とはなんだろう?
- 将来についてどう考えるか?
- 自分の意志を持つには?
- 時間の使い方
- 人との接し方
- フィットネス業界とは?
- パーソナルトレーナーとは?
- Sharezとは?
- Sharezの目指すもの
- 仕事と自己実現について
ここはSharezの研修のポイントだと思っている。多くの企業の研修でもあまり行わない、「そもそもなぜ働くのか?」といった内容や、時間やお金について学んで頂く。そうすることでビジネスマンである前に、人間としてのベースを養う。
また、これらは座学だけでなく、多くの動画をみてもらったりしながら伝えている。Sharezとしては個の力を高めることが結果的に組織の力を高める、という考えのもと、個をまず人間として高めていくことからスタートする。
そしてその後に専門知識を学ぶ。
- 解剖学
- 生理学
- 栄養学
- バイオメカニクス
- 心理学
- プログラムデザイン
- 資格対策
などである。
それぞれ資料を作成し、各講師が授業形式でスライド、ホワイトボードを使って研修を行う。その後、実技にて、自身のトレーニングスキル、指導スキルを高めていく。6ヶ月後に全員で資格試験に挑む。
さらに6ヶ月の中でアウトプットを重要視している。それはなぜか。
一緒に働くメンバーのバックボーンはそれぞれ違う。生まれた場所も両親のステータスも、通った学校も、仲の良い友達も違う。そんな人たちが一緒に働くには、相互理解が必要だと考えている。別に仲良くせよという訳ではない。お互いの違いを認め、尊重できる関係であり、注意すべきことは指摘し合える関係である。
それを実現するには、それぞれが自分の考えをアウトプットし、伝え、相手がそれを聞くことである。実際にはSNSでの積極的な発信である。これはPRの要素にもなるし、それぞれの考えや行動を把握するツールにもなる。メンバー間もそうであるし、我々もそれらを見てそれぞれの人間性を掴んでいく。そして、それぞれの特性を見出していく。徐々に強い個性が育っていくイメージだ。
この研修の成果は2018年4月以降の新メンバーの姿でチェックしてほしい。