こんにちは!
からだとこころのダイエットトレーナーのRuiです。
今日は先日の「がんばりすぎて痩せない?!食事改善やトレーニングだけではない意外な体型改善のヒント」という記事の続きです。
前回の記事で
- こころが整っていない状態では負のループが続く
- 負のループに陥っているときは体型が変わりづらい
- 体型を変えるには運動や食事よりも先にストレスケアが大事
- 「お部屋=こころ」ざわついていたこころに余裕を作ろう!
ということで、体型を整えるための第一歩としてお掃除をオススメしました。(詳しくは前回の記事を)
そして、お部屋を片付けるだけで得られる効果は他にもあるのです!
目次
「寝るだけダイエット」の効果UP!
ダイエットと睡眠はとても関係が深く、睡眠の質が悪い人はそれだけで痩せづらいと言われています。
では、睡眠の質をあげることとお掃除がなぜつながるのでしょう?
人間は栄養素や水は少しの間取らなくても生きていけますし、健康を意識している方たちは、この2つは日常生活である程度意識していることだと思います。
では、無意識のうちに行っている呼吸、そして体内に取り込んでいる空気まで意識している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
吸い込む空気の質
最近の家は密閉性が高く、お掃除をしてないことでほこりやダニ、カビなどでさらに空気が悪くなっている上に、睡眠中は空気が動かないため、ほこりなどは下に溜まります。
また様々なアレルゲンや汚染物質などの問題も現代は多いです。
成人の安静時の1分間の呼吸数は、環境や体調によって変化しますが、平均12~18回と言われていて(新生児や高齢者はもっと多いです)、睡眠中は4~8時間(人による)1か所にとどまって無意識のうちに呼吸を繰り返しています。
安静時は副交感神経が優位に立たなくてはいけないのですが、質の悪い空気を吸い込むことによって、からだはそれらから身を守ることを優先し緊張状態となり(交感神経優位)、細胞の修復がうまくいかなくなったり、吸い込まないように呼吸自体を浅くしてしまうのです。(自律神経の働きについては以前の記事を参照してください)
筋肉の緊張
そしてからだが緊張しているということは、筋肉が硬直してしまいます。
- 脚がつって目が覚める
- 肩こりが治らない
- 歯の食いしばりがひどく朝起きるとアゴや頭が痛い
など、これらの原因は一つではありませんが、ストレスを減らし、環境を整え、睡眠の質をあげることで、筋肉の緊張がほぐれ血流量があがり、酸素が細部まで行き渡り改善してきます。
お掃除をしてお部屋の空気をキレイに保つことで、深い呼吸ができるようになるため、副交感神経が優位に立ち質の良い眠りにつくことができます。
それによって成長ホルモンがしっかりでて中性脂肪を分解してくれたり、細胞の修復が進み老化防止や1日の疲れがリセットされるのです。
朝起きてお肌の調子が良かったり、単純に体調が良いなど、いい目覚めができたときは、質の良い睡眠が取れた証拠です。
宅トレと食事改善がびっくりするほどうまくいくようになる
前回の記事でもお伝えしましたが、環境は、ときには自分の意思より強く働きます。
お部屋が片付くことでこころに余裕ができるため、自分自身に目が行くようになり、トレーニングやお食事に気が回るようになります。
実際、床にものが散乱している状態ではストレッチやトレーニングはできませんし、そのときだけ荷物をどかしスペースを作って、宅トレを続けているという強者は聞いたことがありません。
そしてお部屋だけでなく、冷蔵庫やキッチン周りのお掃除の際に、調味料やストック食材まで確認して、お菓子や今後の自分にとって要らないものは捨てるようにすることで、自分にとって不要なものを食べることがなくなります。
あとはスペースができたところに、健康的なお食事ができるような食材を入れ、それを使用して調理し、きれいになったお部屋でおいしくいただくだけです。
汚部屋を片付けることでこころが整い、同時に環境が整うことで、こんなにもたくさんのメリットがあるのです!
まとめ
お部屋の環境は、自分のこころをわかりやすく示してくれています。
要らないものまで買ってしまう人は寂しさを抱え、ものが捨てられない人は不安を抱え、ものが散乱している人は頭がぐちゃぐちゃになっています。
次回は部屋が汚くなるそもそもの元凶「こころの問題」を紐解いていきたいと思います。