渋谷パーソナルトレーニングジム Shibuya Fitness Sharez

毎日なんとなく身体がだるい……それってクーラー病?

ビーチパラソル

こんにちは。
からだとこころのダイエットトレーナーのRuiです。

毎日暑いので、1日の大半をクーラーの中で過ごされている方がほとんどでしょう。クーラーって室温を一定温度に保ってくれるものなので、その中で過ごすことはとっても快適ですよね!快適なんだから、毎日元気に過ごせてもいいはず!!

それなのに、「なぜか体調がいまいちなんだよね……」という方はいらっしゃいませんか?そんな方は現代病の一つ「クーラー病/冷房病」を疑ってみてください。このクーラー病は放っておくと結構厄介だったりします。せっかく過ごす毎日ですから、万全な体調のほうがいいですよね。しっかり対策をしていきましょう!

目次

1 クーラー病とは
2 症状
3 原因
4 対策
4-1 食事
4-2 お風呂の入り方
4-3 服装
4-4 睡眠時のクーラーの使い方
5 まとめ

1 クーラー病とは

現代は、各家庭に必ずと言っていいほどあるエアコン。毎日とても暑く、熱中症注意報がニュースでもあるほどです。そのような環境下では、クーラーの存在はとても大事です。しかも家庭に1台ではなく、部屋に1台が当たり前となってきていますね。そして、電車やオフィスなど、自分だけの空間ではないところでもガンガンにクーラーが使われています。

クーラーがあることによって毎日快適に過ごせる今日ですが、そのクーラーの影響で体調が悪い人がるのも事実。だから「クーラー病」または「冷房病」という言葉が生まれました。が……、実は病気ではありません。このような病名の病気はないのです。なんでもかんでも名前を付ければいいっていうものではないのですが、まぁ・・・わかりやすくていいのかもしれませんねw

2 症状

クーラーの影響で体調が悪くなってしまうことを「クーラー病/冷房病」と言いますが、どのような症状がでるのでしょう?一般的によく言われるのが、

  • 倦怠感・疲労感(だるさ)
  • 頭痛
  • 吐き気
  • むくみ
  • 肩こり
  • 冷え
  • 食欲不振
  • 不眠
  • 便秘・下痢

そのうち治るかなーと放っておきがちな項目が多いですが、当てはまるものはありますか?少しでも当てはまった方は、要注意です!放っておくとひどくなったり治りづらくなるだけでなく、免疫力が低下し、他の病気にもつながりかねません。

3 原因

現代に生きている人たちのライフスタイルは気温の変化が一日の中で目まぐるしく変わります。電車や職場は寒いくらい冷えている反面、一歩外へ出ると日差しが刺さるように痛く、汗が吹き出すような環境です。女性はこの季節でもひざ掛けや長袖が手放せない方も多いでしょう。

本来人間の身体一定の体温を保つようにできている恒温動物です。季節によって外気温が変わるため、それに合わせて人間の身体機能も変化します。例えば夏!外気温が高いため、体内で熱を作り出す必要がなくなり、逆に身体は熱を逃がそうと毛細血管を拡張させ熱を逃がしやすい体質に変化します。これは人間に元来備わった本能みたいなものですね。

また、エアコンがない時代は、自分の体温調節機能がフル稼働していました。しかし、どこにいてもクーラーがついている現代社会では、体温調節機能は衰える、あるいは不自然な温度変化により対応しきれなくなったり、季節による体質の変化がアダとなり、血管が拡張していることにより、体内の熱が逃げすぎてしまう=「冷え」となってしまうのです。この「冷え」が原因で上記のような症状が起きてきます。

そして、体温調節や発汗をコントロールしてくれているのは自律神経です。(自律神経についての記事はここをクリック!1番参照)クーラー病とは、「冷え」による症状だけでなく、外気と室温の急激な変化に自律神経が対応しきれなくなり、体調不良を起こしている状態です。

4 対策

原因は「冷え」と「自律神経の乱れ」なので、それらを整える作業をしてあげる必要があります。難しいことはなにもなく、いつも何気なくこなしている日常の中にすぐ溶け込ませることができるので、ぜひ実践してんみてください。自律神経の整え方は前回お話したので、今日は冷え改善をメインにお伝え致します。(自律神経の整え方の記事はここをクリック!4番参照

4-1 食事

香辛料
夏の時期はどうしても冷たいものが食べたくなりがちですが、食事が冷たいことで体内もさらに冷えやすくなってしまいます。身体温め食材で体内からしっかりと温めていきましょう!また、食事の量が少なすぎてもカロリー不足で冷えを感じやすくなりますので、しっかりとバランスよく食事をすることも大事です。

身体温め食材

  • しょうが
  • シナモン
  • 根菜
  • とうがらし
  • ネギ
  • ニンニク
  • 胡椒など

4-2 お風呂の入り方

夏は暑いからシャワーで済ませる方が多いと思います。なんなら、お湯を張るのがめんどくさくて1年中シャワーの方もいるかと……。湯船にしっかりとつかることは冷え対策だけでなく、自律神経を整えることにもつながってきます。もちろんダイエットにもとってもいいですよ!とはいっても、湯船に入れないときもあるでしょう。そんなときも簡単に身体を温める方法があります!

それは、「足湯」です!洗面器にお湯を張って、それに足をつけながら頭を洗ったり、身体を洗ったりするだけです。湯船につかれるのが一番いいですが、足を温めるだけでも身体は温まってきます。お風呂の入り方は目的によって色々ありますので、それはまた後日詳しく書きますね。

4-3 服装

一番簡単な体温調節方法ですね。「暑ければ脱ぐ、寒ければ着る」が基本ですが、寝起きのだるさを感じないための一工夫は、暑いからといって短パンで寝ないことです。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているのをご存知ですか?ふくらはぎの筋肉を動かすことで、血液循環やリンパの流れが良くなり、冷えの解消にもつながることはご存知の方も多いかと思いますが、就寝時は筋肉を動かして循環を良くすることは難しいですよね。なので、その代わりに温めて血管の拡張を促してあげることで対処し、そうすることで全身の体温があがることも確認されています。

またふくらはぎには「冷え」と「自律神経系」に関わるツボも多く存在しているため、ふくらはぎを温める(冷やさない)だけでも、かなり不調が緩和されるでしょう。エアコンや扇風機の風が直接肌に当たると、服が一枚あるときよりも断然冷えたり疲れたりしやすいですし、ふくらはぎは冷えを感じづらい箇所なので、特に気を付ける必要があるのです。

4-4 睡眠時のクーラーの使い方

昔のようにエアコンを使わない生活ができるのが自然で一番いいと思います。気温自体は実は昔とほとんど変わっていないようですので……。エアコンに頼らないと生活できなくなってきてしまっているのは、人間本来の機能が技術の進歩によって低下してしまったからでしょう。でも、暑すぎて物事に集中できなかったり、「身体が冷えるから」と、無理してエアコンをつけないで寝苦しい夜を過ごすくらいなら、正しい使い方をして時間を有効に使い、快適な睡眠が取れることもまた、現代の人のライフスタイルには必要だと思います。

モード選択

除湿と冷房、皆さんはどちらを選んでいますか?身体がだるくなる原因の一つが「冷え」でしたが、室温が低くなりやすいのは実は除湿(ドライモード)です。冷房モードは室温の設定ができますが、ドライモードは室温の設定ができません。ドライモードは湿度を下げてくれるだけのようなイメージがありますよね。でも実際ドライモードを使っている方はわかると思いますが、お部屋は結構冷えてくると思います。ですので、寝るときは室温が下がりすぎないためにも、自分で温度設定ができる冷房モードがオススメです。

温度設定

冷房モードを選択したら、次は温度設定です。就寝中は起きているときよりも体温が下がります。したがって、起きているときに快適な温度より高く設定しておく必要があります。人によって平熱が違うし、体感温度も違うため、○度がベスト!と言い切れないのですが、室温と外気温の差が激しいと、自律神経の乱れが生じやすいため、外気温との差は3~5度くらいが好ましいです。(若干汗をかくくらい)

風向き・風量・時間設定

身体に直接風を当てないように工夫し、風量は自動、朝までつけっぱなしがオススメです。タイマー機能を使い、2~3時間で切れるようにしている方も多いと思いますが、途中で暑くなり目がさめてしまっては快適な睡眠とは言えませんし、寝たり起きたりを繰り返すことで身体が逆に疲れてしまいます。風量自動モードは設定温度より室温が高くなった時にだけ風を出し、室温を下げてくれます。ということは、朝方になり室温が設定温度より下がった場合はエアコンが稼働することがなく、冷えすぎの心配がなくなるため、わざわざエアコンを切る必要がないのです。

5 まとめ

リラックス
「冷え」と「自律神経の乱れ」から起こると言われている夏の体調不良。エアコンを使わない生活をして人本来の身体の機能を取り戻すことは大事ですし、それができるのが一番いいのですが、どこに行ってもエアコンがついている現代では、なかなか叶わないでしょう。

「冷え」と「自律神経の乱れ」、どちらが先で身体に不調が出るかは人それぞれですが、両方の対処をしてあげることで、身体の不調は緩和してきます。(自律神経の整え方はこちらをクリック!
今日お伝えしたことは日々の生活にすぐ取り入れられることばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。

Happiness is always decided by your heart.

Rui☆