こんにちは、Shibuya Fitness Sharez パーソナルトレーナーのMariです!ダイエット、機能改善をメインに活動しています。
今回は、「骨」についてお伝えします。
ちょっとした衝撃や転倒で骨折したことがある、若い頃に比べて骨折しやすくなったという方、骨粗鬆症の可能性があるかもしれません。
特に女性の方は、要注意です。
目次
骨粗鬆症とは
骨のカルシウムが不足することで、骨の密度が荒くなりスカスカの状態になり、骨がもろくなって折れやすくなる疾患のことです。
この疾患の発生には様々な要因が考えられますが、特に閉経後の女性に多く発症が見られます。個人差はありますが、40歳頃のいわゆる更年期と言われる時期になると、女性ホルモンの分泌は急激に降下します。
この女性ホルモンには、カルシウムの吸収を促し、骨にカルシウムを蓄え、骨を丈夫にする働きがあります。
よって、女性ホルモンの減少がカルシウムの減少に繋がり、骨粗鬆症になる危険性が生じてきます。
カルシウムを摂ればOK?
骨粗鬆症を防ぐためには不足したカルシウムを補えば良いのですが、丈夫な骨が作られるためにはカルシウムを摂るだけでは不十分です。
カルシウムは骨の原料なので、カルシウム摂取は必須です。それに加えて、以下の「骨を作るのを助ける役割のある栄養素」が必要になります。
カルシウム
効用:骨の原料となる。
食品:カブの葉・煮干し(カタクチイワシ)・厚揚げなど。
ビタミンD
効用:カルシウムの吸収を助ける。
食品:きくらげ・しらす干し・しいたけやしめじのなどのきのこ類。
ボロン
効用:カルシウムが骨に入るのを助ける、女性ホルモンの分泌を促す。
食品:きゃべつ・ひじきなどの海藻類。
コラーゲン
効用:骨の骨組みを作る。
食品:鶏の皮・スジ肉・フカヒレなど。
タンパク質
効用:コラーゲンの原料になる。
食品:鶏ささみ・豚ヒレ肉・マグロ赤身・木綿豆腐など。
ビタミンC
効用:コラーゲンの合成に必要。
食品:アセロラ・乾燥パセリ・焼き海苔など。
振動で骨は強くなる
車や自転車などの普及や普段運動をしない生活習慣の中では、体に刺激が入ることが少ないのが現状です。
アメリカ・ミズーリ大学のパメラ・ヒントン博士の研究によると、骨に衝撃を与えることで骨を作るための細胞が働き、成形されることがわかってきているようです。
縄跳びやランニングなどのジャンプ動作の時に生じる衝撃が、骨を強くするためには必要だと考えられています。
まとめ
年齢を重ねるにつれて、筋肉や骨など、様々な体の機能が衰えて痛みや不調を抱えている方は多くいます。
今日では多くの研究結果が発表されていて、解決策があるものも見えてきています。何もせずに体の衰えを受け入れずに、継続的に食事や運動を続ければ、何かしらの変化や結果が出るはずです。
一人では難しい方は、是非パーソナルトレーナーを頼ってください。楽に過ごすことを心がけてみませんか。