以前、「経営者こそ筋トレすべき理由」という記事を書いた。
今回はサラリーマンこそ筋トレすべき理由について書こうと思う。
とある調査によると、
「サラリーマンが抱える悩みランキング」上位はコチラ。
1位 職場の人間関係・コミュニケーション
2位 給料が安い
3位 心の健康(鬱など)
4位 家族関係
5位 仕事がおもしろくない
6位 結婚
7位 将来が不安
8位 体の健康
9位 時間が無い
10位 依存(アルコール・タバコ)
順位の違いはあれど、確かに多くのサラリーマンが抱えていそうな問題ばかりだ。
一つ一つ解決の糸口を考えてみよう。
目次
職場の人間関係・コミュニケーション
これは誰もが抱える問題であろう。
まず、これらが改善する事で得られるメリットについて考えてみよう。
- 情報共有がしっかりされる
- 無駄なコミュニケーション、ミスが減る
- 風通しが良くなり、雰囲気が良くなる
- 普段話をしない人や他の部署との連携が取りやすくなる
- 一人で考えすぎず、アドバイスし合える環境が出来る
- 誰とコミュニケーションが取れていないか明確になる
- 会社のビジョンが伝わりやすくなる
- 会議での発言がしやすくなり、結論が出やすくなる
といった具合だ。
では、筋トレで何が改善するのだろう。
- ハングリー、ストイックに自分を追い込むマインド
- 筋トレする時間を捻出するタイムマネージメント
- 筋トレによって得た、良いカラダと強靭なメンタル
- ここ一番の集中力
- カラダを気遣った食生活
- 筋トレによって得た美しい姿勢
- 以前のカラダからの変化による自信
まず本人が得られるものはこんなところ。
では周りはどう見るであろう。
- やる時はやるという「信頼」
- ストイックな取り組みに対する「尊敬」
- 健康に気を使う「安心」
- 言ったことはやるという「責任」
- コツコツ続ける「信念」
こんな風に周りは感じてくれるのではないだろうか。
人間関係、コミュニケーションも良くならないはずがないだろう。
その悩み、ダンベルに相談してみよう。
給料が安い
上記に書いたような筋トレによって自身に得られるもの、周りが感じるものを持ってすれば、仕事の依頼は増えるだろう。
そして、それをこなす集中力、我慢強さ、体力を持ち合わせている。
給料が上がる可能性も高いのではないだろうか。
よって、その給料、自分のカラダに投資してみよう。まさに自己投資。
心の健康(鬱など)
これは筋トレが大いに役に立つ可能性が高い。
筋トレ時に放出される
- ドーパミン
- セロトニン
- βエンドルフィン
- アドレナリン
- テストステロン
- ノルアドレナリン
などの神経伝達物質、ホルモンは、自己コントロール、注意力を高める、リラックス、想像力を養う、やる気が高める、などの効果があり、非常に人の心にとってポジティブに働く。
心の状態が不安な時は、飲みに行くんじゃなくジムに行こう。
家族関係
これは人間関係、コミュニケーションと同じ内容で解決可能なのではないだろうか。
ダンベルも家族の仲間に。
仕事がおもしろくない
面白い仕事ばかりではない。でもそれもこなしていくのがサラリーマンという部分もあるだろう。
筋トレも一緒だ。
好きなトレーニングばかり行なっていても、良いカラダにはなれない。
気分が乗らないからと言って、休んでいても良いカラダにはなれない。
例え、面白くなくてもこなしていく。そしてその結果を持って、信頼を勝ち取る。それから、少しずつ面白い仕事をとっていく。
筋トレに対して、気分が乗らない時も、好きでないトレーニングの時も、それを乗り越えてきた方であれば、仕事において、面白くないことも乗り切れるのではないだろうか。
仕事がつまらないと感じたら、早めに切り上げ筋トレしてみよう。
結婚
女性は生物学的に見ればメスである。
強い男性、生殖能力のある男性、家庭を守れる男性に惹かれるのが当然だ。
筋トレをしていない男性、筋トレをしている男性。
どちらが将来健康で家族を支えてくれる可能性が高いだろうか。
女性に恋する前に、ダンベルに恋しよう。
将来が不安
これも筋トレをして健康であれば、いろいろな可能性が広がる。
しかし、筋トレをせず、不規則で、不健康な見た目だったらどうだろう。
周りからの第一印象は低下し、疾病のリスクがあれば、将来の選択肢は狭くなってしまう。
先の人生の選択肢を増やすために、健康で体力のあるカラダを。
将来のことを考える前に、手元のスマホで近くのジムを検索だ。
体の健康
これはまさに筋トレをしている方の特権だろう。
著書「ライフ・シフト」
https://www.amazon.co.jp/LIFE-SHIFT/dp/4492533877/
でも書かれているように、我々は長生きする可能性が高い。
問題はその期間を「いかに健康で生活できるか」である。
介護が必要であったり、自力で生活できない状態では、長生きしてもなかなか幸せな生活が送れないかもしれない。
夜な夜なクラブで遊ぶなら、24時間ジムで遊ぼう。
時間が無い
まず、時間は「作るもの」だ。とあるコンサルタントの方にアドバイス頂いたのは、
- 1日を15分に区切る=1日は94コマに分けられる
- その96コマを、生産性のある時間=○、微妙な時間=△、非生産的な時間=×として記載
すると、1割くらいしか○にならなかったそうだ。
そして、これを3割に増やしたら人生変わりますよ、とアドバイスしているそう。
何が言いたいかというと、「無駄な時間が多い」ということ。
だから、時間は「作れる」。
また、筋トレをしている方は、時間を作るのがうまい。忙しければ忙しいほど、工夫して時間を捻出しなければいけない。だらだらしたり、人に流されている暇はないのだ。
ゆっくりして良いのは、筋トレのセット間のレスト時間だけだ。
依存(アルコール・タバコ)
これも筋トレで改善できる可能性あり。
人は少なからず、何かしらに依存しているものです。
- 物質依存:アルコール、タバコ、食べ物、薬物
- 行為依存:買い物、収集、仕事、携帯電話、ネットゲーム、ギャンブル
- 関係依存:家族、恋愛、職場
アルコール依存症の人数は約80万人いると言われている中、治療を受けている患者数はわずか5万人程度しかいないそう。
依存と脳内の「報酬系」は深い関わりがある。
「報酬系」とは、心地よいことが起きた時、欲求が満たされた時に活性化し、快感を与える脳のシステムのことである。代表的なものがドーパミン。
タバコに含まれるニコチンは、摂取されると、脳に作用し、ドーパミンを分泌させる。
アルコールも摂取すると、同様の反応が起こる。
これが依存性の原因の一つ。報酬系による快感反応が欲しくなってしまう。
実は、筋トレをしても「ドーパミン」は分泌される。
ハードにカラダを追い込んでいるはずなのに、快感を感じる物質が分泌されているということ。
これにより、タバコやアルコール以外に依存せずとも、快楽を感じられるわけである。
他にも、何かを達成したりするとドーパミンは分泌が促進されたり。
口さみしい時は、タバコでもアルコールでもない。
プロテインだ。
まとめ
やはり、どうだろう?
これを読んだ方は少し筋トレしてみようかな?という気持ちになったのではないだろうか・・・
少子高齢化する日本社会を支えるのは「サラリーマン」だ。
日本のサラリーマンよ、筋トレしよう。