渋谷パーソナルトレーニングジム Shibuya Fitness Sharez

パーソナルトレーナーは武井壮の授業を見て学ぼう

岡崎秀哉

こんにちは。Shibuya Fitness Sharez代表の岡崎秀哉です。

今回はパーソナルトレーナーの方々に是非見て欲しい動画の紹介。

特にこれからパーソナルトレーナーになりたい人、駆け出しの人。僕自身の言葉で伝えられれば一番カッコ良いのだが、まだまだペーペーなので人の言葉を借りてお伝えしたいと思う。

皆さん、武井壮さんはご存知だろう。武井壮さんの「大人の育て方」の授業は見たことがあるだろうか?

2014年の動画なので少し古いのだが。

昨今のパーソナルトレーナーにとってこの動画は大きなヒントになっていると思う。

どういった点かというと、

「価値=求められている人の数」

というメッセージだ。

昨今パーソナルトレーナーになる人、なりたい人は非常に増えている。「トレーニングが好き、自分が良い身体だから、自分が身体が変わって人生が変わったから、身体に悩む人をサポートしたい……」と理由は様々である。

いろんな思いでパーソナルトレーナーという職業を選択していると思うのだが、多くが自分目線であること。職業の選択なんて最初はどれもそんなものなのかもしれないが、パーソナルトレーナーの場合、お客様に選んで頂き、継続、紹介して頂かないと成り立たない。つまりお客様に求められていなければいけない。

趣味やボランティアで行うのあれば問題ないのだが、職業にするということはお金を頂くことになる。お金を頂くには、お金を払うに値するくらい求められていなければいけない。

つまり、パーソナルトレーナーになりたての方は、如何に早く自分ドリブンのスタイルから、お客様に求められるものを提供するスタイルに変えられるか、という課題がある。

上記の動画はその点で非常にヒントがあると思う。

また、逆説的になるが、パーソナルトレーナーという職業に特化すれば、物凄く多くの人に求められる必要もない。(現状のオーソドックスな仕事の場合)

どういうことかというと、1人のトレーナーが担当できるお客様の数は限られているので、大多数から支持される必要はないということ。

パーソナルトレーナーは10年くらい前から月間100本セッションをしていれば一丁前だと言われている。お客様が週1回トレーニングに来たと仮定すると、顧客数は25名ほど。

凄く極端に言うと25名に求められていれば良いのだ。(自慢みたいになってしまうが、ちなみに僕は紹介のみで月間250本セッションに到達した事がある)

何が言いたいかというと、Webマーケティングや広告で検索順位をどれだけ上げても、SNSでどんなに大量にフォロワーがいても、パーソナルトレーニングというサービスに特化すると、実際に対応できる数は限られているということ。

個人的意見としては、パーソナルトレーニング以外のサービスも提供する多角化を考えているのであれば必死にWebやSNSを頑張ったら良いだろう。

しかし、まずパーソナルトレーニングだけということであれば、Webよりも既に繋がっている人とコミュニケーションが取りやすいSNSや口コミを使って頑張った方が良いと思う。その人たちに対して、価値ある情報発信をしたり、効果を実感してもらった方が早いし、フィードバックなどももらいやすい。

パーソナルトレーナーになりたい人、駆け出しの人は「周りの人を大切にしましょう!」って話です。

そして忘れてならないのが、サービスの質だ。専門知識、指導技術、コミュニケーション能力などを磨くこと。中身が空っぽでは逆効果だ。学び続けよう。

ここが上記の動画でいう、「価値の本質」だ。心に留めておこう。