こんにちは。渋谷のパーソナルトレーニングジム「Shibuya Fitness Sharez」代表の岡崎秀哉です。
12月頭に、日本最安値のパーソナルトレーニングサービス「Eco Personal」という新しいサービスをリリースさせて頂きました。
参考 日本最安値のパーソナルトレーニングサービス「Eco Personal」のサービスページ
目次
パーソナルトレーニングの広がり
「パーソナルトレーニング」というサービスが日本に認知され始めたのは、2012年の事です。RIZAPが登場した年であり、ボディコンテストがスタートした年でもあるこの年がキッカケになっています。
僕自身は、2011年からこれまで、RIZAP、FiNC、フィットネスクラブ、リッツカールトン、個人ジムなど様々な環境でパーソナルトレーニングに関わってきました。それぞれ客層も違いますし、コンセプトも置いてある機材も違うので、色々な形を見てきました。
色々な形はあったのですが、お客様の傾向としては、
- 富裕層の方で、時間もお金もある程度自由度が高い人
- ダイエットやボディメイクに対して緊急性が高い人
- 自分でトレーニングや食事管理をしており、より高次的なトレーニングをしたい人
- 仕事にストイックで、忙しく、時間効率を考え自分でやるよりプロに任せたい人
ほぼこのいずれかでした。
そりゃ、お金もかけるし、しっかり結果も出す訳です。しかし、こういった人がたくさんいるのでしょうか?
身体作りに対するジレンマと、パーソナルトレーニングのイメージ
以前、20代の女性にアンケート調査を実施したのですが、ほぼ皆さん、今の体型に満足しておらず、「痩せたい、キレイになりたい、筋肉をつけたい」などの気持ちがある事がわかりました。それは調査以前からわかっていた部分かもですが。
そして、それに対して、ジムに通っている人がいたり、自己流で食事を気をつけている人がいたり、パーソナルトレーナーをつけている人はほぼいませんでした。
パーソナルトレーニングに対するイメージを聞いてみると、
- 値段が高そう
- お金持ちがやるもの
- ハードそうで自分には無理
などといったイメージを持っていることがわかりました。まとめると、「キレイになりたい、痩せたい」みたいな願望は誰でもある訳です。
しかし、それは凄く強烈な願望ではなく、できるならお金をあまりかけたくないし、とはいえ自分で調べたり、継続したりして結果を出すのは難しいものだったりするという事です。スゴいジレンマだなと。
僕もアンケート調査をしながら、「こういった人は既存の1回10,000円とかするパーソナルトレーニングは絶対受けないな」と思ってしまいました。そして、そういう人がたくさんいる事を認識しました。
パーソナルトレーニングを受けるハードルを下げて気軽なものへ
同時に、「こういった人々が『痩せたい』、『キレイになりたい』、『カッコイイ身体になりたい』という願望に近づくにはどうしたら良いのだろう?」と考えてみました。
- 緊急性が高くなるまで待つのか?
- お金に余裕が出るまで待つのか?
- ストイックな精神を身につけるまで待つのか?
- 何度もフィットネスクラブに入会しては続かず辞める、また入会をする、を繰り返していればそのうち継続できるようになるのか?
諦める前に一歩踏み出す場を作りたい。そのハードルをできるだけ下げて気軽に踏み出せるサービスを作りたいと思いました。
ターゲットは「本気じゃない、ライト層」
そういった願望を持っている人たちは、モデルになりたい訳でも、ボディビルダーになりたい訳でもないと思うんです。
そんな高次的じゃなくて、インスタとかみて、「イイなぁ〜」とか思いながらも、誕生日とか、忘年会とかイベント時は、好きなもの食べたいような方なんじゃないかと。
仕事もあるし、友達もいるし、スマホも見るし、一人になりたい時もある、ある一つの事に専念するなんて無理なんです。
とはいえ、「痩せたい」「キレイになりたい」「カッコイイ身体になりたい」という願望はおそらく諦めない限りずっとあるので、そういう人に必要なのは、なんだかんだ言いながらも頑張れて、成果が出せる環境なんじゃないかと思ったんです。
気軽に出入りできて、相談ができて、ちょっとしたサポート、応援、励ましがあって、紆余曲折ありながらも成果が出て、ちょっと自信がつく、みたいな。
さらに、僕たちがやる意味があり、そういう人たちの役に立てるのではないかと模索して作ったサービスが、「Eco Personal」です。
料金に対する思想
僕が最も優先して考えたのはサービスの金額でした。サービス内容はアップデートできますが、料金はビジネスモデルとの関連性も強いので、コロコロ変えられないと思ったのです。
2012年、RIZAPさんは2ヶ月35万円という価格を打ち出しました。これはフィットネス業界では、前例を見ない価格帯でした。このチャレンジはとてつもないと思ったのですが、かなり試行錯誤の結果設定した金額なのではないでしょうか。
僕が価格を設定するに当たって考えたのは、「ターゲット層の方の生活イメージ」です。
「気軽に出入りできて、相談ができて、ちょっとしたサポート、応援、励ましがあって、紆余曲折ありながらも成果が出て、ちょっと自信がつく」みたいなことを考えた時に、気軽さを出すには、どうしたら良いかと。
僕がイメージしている人達にとって、1回10,000円とか気軽ではないよな、と。彼らが普段どんなものに、どれくらいお金を使っているか、イメージしてみました。アンケートもしてみました。
そこで辿り着いたのが、1回4,000円くらいの価格です。理由は結構シンプルで、飲食代やアパレル代としてスタンダード価格だと思ったからです。普段から1回に支払う金額として使っている金額。
日本人の平均給与は年収400万くらいですが、これはボーナス等も込みだし、給与は比較的年功序列に上がるものとして算出されていると思うので、例えば20代前半の人であれば手取り給与は20万いかなかったりな訳です。そういった方でもたまに飲みに行ったり、服を買ったりする時には4,000円くらい払ったりしていると思います。もちろん個人差はあるのでしょうが。
そんなイメージで値段は決めました。順番として、そこから入りました。別に根拠はないんですが、プライシングから入ってみようと。
そして、その後、「その値段でどうマネタイズするか?」仕組みを考えてみると。その値段を既存のビジネスの延長線に当てはめると「無理!」ってなりました!当たり前でした。
ある意味、プライシングから入った事で、これまで当たり前だと思っていた事を見直す機会に恵まれました。このプライシングで失敗しない方法、マネタイズする方法を模索し、サービス化しました。
つまり、なぜ安いかについては、もちろん仕掛けがあります。詳しくはここでは伏せさせて頂きますが……。
Eco Personalをこんな人に受けて頂きたい!
という訳で、「Eco Personal」のサービスは、
- 痩せたい、キレイになりたい、カッコよくなりたいという欲求はある。
- でも短気集中の高額ジムに行くほどの気合いはない。
- そして、そこまでコストをかけられない。
- とはいえ、自分で頑張るモチベーションも意思の強さもない。
- 友達とも遊びたいし、断れない飲み会もある。
- だから、少し頑張っては体重が戻ってしまったりとなかなか一定の成果が出ない。
- というか、その為にネット検索したり、動画を見たりするのが面倒臭い。
- でも痩せたい、キレイになりたい、カッコよくなりたいという思いを諦めたくない。
そういった方って、いろんな事情で途中でやめちゃったりすることもあると思うんです。それでもいいんです。気が向いたり、余裕ができたら、また復活すればいいと思うんです。コミットしたいけどできない人、できない事情もあると思うんで。
他のトレーナーさんから、「コミットさせるのもトレーナーの仕事だろ!」とか叩かれそうですが。もちろん、定期的に続けて頂く事を推奨するし、サービス提供側はお客様が定期的に来たくなる努力はします。
コミットさせる事よりも、「気軽に参加できて、気軽にやめれて、気軽に復活できる」、そんなサービスを目指しました。
どちらが正解という訳ではなく、住み分けだと思うんです。
今は渋谷でスタートしていますが、徐々にエリアを拡大していく予定です。
Shibuya Fitness Sharezとしては、通常のジムも構えており、そちらでのパーソナルトレーニングサービスも実施しています。こちらはちょっと気合の入った人向けでEco Perosnalよりも値段は少し上がりますが、本格的な機材と、充実したサービスを提供します。
是非、少しでもご興味ある方は「Eco Personal」を気軽に受けてみてください!
参考 日本最安値のパーソナルトレーニングサービス「Eco Personal」のサービスページ