皆さんこんにちは、Shibuya Fitness Sharezの美食モンスターこと山本克弥です。
毎週金曜更新で、いろんな食べ物のカロリーや栄養素であったり、摂取タイミングなど、「栄養の豆知識」について紹介しています!
今回は、減量中でもタンパク質以外の必要最低限の栄養はこれで摂ることができるといわれている……、「ブロッコリー」のご紹介です!
目次
ブロッコリーって?
ブロッコリーは、ケールが祖先にあたるアブラナ科アブラナ属の植物で、花芽の部分を食べることができる野菜です。
ブロッコリーはキャベツの変種で、改良することによりカリフラワーが開発されました。
イタリア語で「茎」や「芽」を意味しています。
ブロッコリーのカロリー
125g(M1個)あたり41kcalです。
ブロッコリーの栄養
ブロッコリーは、以下の栄養素を含んでいます。
- タンパク質
- ビタミンC
- ビタミンB群
- 食物繊維
- カルシウム
- マグネシウム
調理のポイントは?
蒸し茹でにすることで、ビタミンCやカロテンなどの豊富な栄養を逃がすことなく吸収できます。
小さめの鍋に底から1cmくらいの水と塩ひとつまみを入れ、ブロッコリーの茎を先に入れ、ふたをして2~3分ほど蒸し、自然に冷まします。
特にビタミンCは熱による栄養の損失が見られるので、茹でる際は蒸し茹でにするか、強火で90秒ほどさっと茹でるのがおすすめです!
マッチョのための成分が!
「インドール- 3-カルビノール(I3C)」と「インドリルメタン」という成分が含まれており、この成分は、女性ホルモンであるエストロゲンの働きを抑える効果があります。
エストロゲンは、筋肉の発達を妨げたり、体脂肪を蓄積させたり、体の水分を溜めさせてむくみの原因になったりと、筋トレにマイナス要素をもたらすものです。女性が筋肉がつきづらいのはこのエストロゲンの働くからです。
そんな筋トレの妨害をしてくるエストロゲンを、ブロッコリーを食べることでその働きを抑制させることができるので、筋トレの効果を高めてくれます。
また、エストロゲンの働きを抑えることで、逆に筋肉の成長には欠かせない男性ホルモンであるテストステロンの働きを強めることも期待できます。
筋肉にマイナスの要素を抑制して、筋肉にプラスの要素を強めることができる最強食材です!
ただし食べすぎにはご注意を!
注意点1: コリンという成分が含まれている
コリンは、魚の腐ったような臭いの元となるもので、摂りすぎると分解されずに体に溜まってしまいます。そうすると、息や汗と一緒に体外へ排出されてしまうので、体臭の原因になってしまいます。
注意点2: ゴイトロゲンという成分が含まれている
甲状腺機能低下症を引き起こす可能性があります。これは、体のさまざまな機能が低下して、眠気、無気力、倦怠感といった症状が表れる病気のことです。
毎日食べていて体に倦怠感などの症状が表れた場合は注意が必要です。
ブロッコリーは栄養を豊富に含む食材なので、食べ過ぎると栄養の過剰摂取を引き起こして体に悪影響を及ぼす可能性があります。
1日100gくらい(小房で言うと8房~10房くらい)を目安にしましょう!
まとめ
減量中でもタンパク質以外の必要最低限の栄養はこれで摂ることができるといわれている「ブロッコリー」。
まさに筋肉が喜ぶ最強食材です。だからマッチョはブロッコリーをよく食べてるんですね!
皆さんもぜひお試しあれっ!