皆さんこんにちは、Shibuya Fitness Sharezの美食モンスターこと山本克弥です。
毎週金曜更新で、いろんな食べ物のカロリーや栄養素であったり、摂取タイミングなど、「食の豆知識」について紹介しています!
お米よりも先に食べられていたという説もあるほど、日本人にとってはとても馴染み深い食べ物……、「そば」のご紹介です!
目次
そばって?
そばとは、双子葉類のそば(蕎麦)の実を粉にして練られた麺もしくはその料理のことをいいます。
中華そばとの区別のために、日本蕎麦とも呼ばれます。
そばの栄養素
- ルチン:動脈硬化予防、血圧を下げる効能
- タンパク質:成長ホルモンを合成する効果
- ビタミンB1も含有:疲労回復や精神を安定させる効能
- 食物繊維:腸内環境を改善、便秘の解消
そばのカロリー
100gあたり132kcalです。
そば(ゆで)の1人分の重さを150gだとすると、1人分のカロリーは200kcalです。
そば湯って?
そばの茹で汁をそば湯といいます。
そばの茹で汁には、水溶性の栄養素が溶け出しており、中でもルチンは水溶性のビタミンなので、茹でるとせっかくの栄養成分が流れ出てしまいます。
そばに含まれるルチンなどの栄養を無駄なく摂るには、そば湯を飲むのがおすすめです。
また、お蕎麦屋さんによっては、そば粉をお湯で溶いて提供してくれるところもあり、蕎麦の風味を楽しむには食べるだけでなく、そば湯の風味も味わえます。
黒いそばと白いそば
お店によって、そばの色が白いもの・黒いものがあります。そば粉の割合で色が違うと思いがちですが、十割でも色白のそばがあります。
色に違いが出るのは、そばの実の使用部分が違うからです。大きく2つに分けると、実の中心部分を挽いた白いそばで、実の皮部分も一緒に挽いた黒いそばはに分けられます。
玄そば(殻付きの実)は、外側から殻→甘皮→胚乳部→子葉部(胚芽)という構成になっています。
- 一番粉・・・軽く粗挽きして篩で分けられた粉。色が白く、風味は薄いが、甘みのあるそばになる。
- 二番粉・・・さらに挽砕して一番粉にならなかった部分。淡い緑色。そばの風味があり、栄養もたっぷり。
- 三番粉・・・二番粉の残りの部分。挽きたてはやや緑色。そばの風味・香り共に強い。
- 田舎そば粉・・・殻付きの玄そばを石臼でひいたもの。殻などがそのまま入るので、風味も豊かな黒いそばになる。
薬味がそばの名脇役
脇役ながら、体に色々な効果を発揮する薬味をご紹介です!
大根
大根おろしは食欲増進と、ジアスターゼという成分が消化を助ける大根のビタミンCとそばのルチンが血管を健康にしてくれます。
ねぎ
生の刻みねぎにはアイリンという成分が含まれていて、これはそばに含まれるビタミンB1の吸収を促進し、疲労回復や冷え性、内臓活性化に効果的です。
わさび
わさびには食欲増進及び消化機能を高める効果があり、また殺菌作用があります。
のり
のりは、ビタミンAやカルシウム、鉄分、ミネラルを多く含んでいます。
また整腸作用もあり、そばにない栄養分が豊富なので、一緒に食べることにより、更に健康増進につながります。
七味唐辛子
七味唐辛子には、唐辛子、みかんの皮、山椒の実、しその実、ごま、けしの実、青のりが入っています。
その中で一番多く入っているのは唐辛子です。カプサイシンで血行を良くし、体を温め、食欲増進し、消化吸収を良くしてくれます。
まとめ
皆さんご存知、十割そばはGI値が低いことでも知られていますよね。
血糖値を意識した食事を採り入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひお試しあれっ!